去る平成18年10月13日(金)・川口オートレース場におけるスタート練習の事故により殉職された橋本和美選手(享年27歳)の合同葬が平成18年11月6日(月)午後1時30分より、(社)全日本オートレース選手会、日本小型自動車振興会、埼玉県、川口市、東日本小型自動車競走会により、川口オートレース場内イベントホールにおいて営まれました。
内田利彦全日本オートレース選手会会長が葬儀委員長を務め、岡村幸四郎川口市長をはじめとする関係者・選手400人以上が参列し、ホールの外にはファンの方々150人以上が集まり橋本和美選手のめい福を祈りました。
葬儀では参列者全員が祭壇に安置された遺骨と遺影に黙とうをささげ、施行者を代表して岡村幸四郎川口市長が弔辞を読み上げ、「前途有望で人望の厚いあなたを突然失ったことはオートレース界の大きな痛手である」と哀悼の意を表明。続いて堀田俊彦日本小型自動車振興会会長が「競走成績が一段と向上してきた折であるだけに、悔やんでも足りない思いです。」と断腸の思いを述べ、最後に選手を代表して橋本選手の師匠である金居 實選手が「わが子と思い指導したことや、川口の同期で1番最初に優勝したときは涙がでて仕方なかった。その他にも公私にわたり親交を深めた」と故人をしのばれた。続いて参列者が祭壇に献花を行い葬儀は午後3時につつがなく終了いたしました。
ファンの方々にはホールの外に設けられたモニターにより葬儀の模様が映し出され、献花を行っていただきました。その後、遺影への拝礼のためホールが開放され時間いっぱいまで橋本選手との最後の別れを惜しまれました。
以上のように謹んでご報告させていただきますとともに、あらためて橋本和美選手のご冥福をお祈りいたします。
日本小型自動車振興会