馬場雄ニ選手GI初V!! | まさかまさかの大波乱。降雪の影響で中止となった準決勝とはうってかわり、冷えた良走路と絶好のコンディションで行われたGIシルクカップ争奪戦は、抽選で勝ち上がった8名によって争われ、浜松の馬場雄二選手が波乱の展開を制しGI初Vを遂げた。 レースは好試走で最重ハンの木村武之、高橋貢両選手がオッズ通りに展開を作った。高橋選手にスタート先行された木村選手だったが、3周1Cで高橋選手のインに飛び込み独走に持ちこむ。一方高橋選手も再び木村選手の懐を狙い、ハイペースで前車を捌き、レースは完全に両者の一騎討ち展開。二車の車間も序々に詰まり、最終3コーナーでついに高橋選手が木村選手の内を突く。木村選手も差されまいと必死に突っ張るが、高橋選手の一滑りで両者落車。大きく引き離されて3番手を走っていた選手の視界が突然開いて、馬場雄二選手が1着でゴールした。 馬場選手は約2年半ぶりの優勝にして、これがGI初Vとなった。 | <優勝者コメント> 優勝するとは思ってもみなかった。信じられない。落車があった時は何が何だかわからなかった。二人(木村・高橋)が抜けていたので、少なくとも同じ0ハンの人には負けたくないとは思っていた。今節は初日の8着から始まって、「天と地」の両方を味わいました。 | |  | |