初めまして。浜松の筒井健太よりリレー日記のバトンをもらった船橋オートレース所属新人の森谷隼人です。「モリボウ」って呼んで下さい(笑)。 どんなことを書けばいいのかわからないので、自分がレーサーになったきっかけを書いてみようと思います。 自分がバイクレースと出会ったのは小学校1年生の時で、父親がある日突然ポケバイを買ってきて、その日から毎週日曜日になるとポケバイのコース(千葉北ポケバイコース)へ行って練習してました。始めはイヤイヤだったのですが、そのうちライバルができて「アイツには負けたくない」と思うようになり、だんだん楽しくなってきました。そんなことをやっているうちにGPライダーになるんだと自然に思うようになりました。 小学校卒業と同時にポケバイ(50ccのレース)を卒業し、中学生になってから排気量の大きいバイクへとステップアップしていくんだろうなぁと思っていたのですが・・・、だんだん上に行くにしたがってお金がかかるようになってきたり、自分の成績が振るわなかったりと色々あってレースを続けることができなくなってしまいました。 ちょうどそんな時、ポケバイを一緒に走っていた青山博一(現WGPライダー)の活躍を聞いて、やっぱり自分はこのままでは終われない。自分もプロになるんだって気持ちになって、オートレースの受験を決意しました。 しかし、27期、28期の試験は1次落ち。年齢制限ギリギリの29期の試験。これで落ちたら自分は2輪のレースでプロになる縁がなかったんだろうなと思って諦めるつもりでした。だから、「この試験だけは絶対に合格するんだ」って気持ちで試験にのぞみました。そしてついに合格。養成所に入所することができました。養成所では我武者羅に頑張って、卒業時には優秀賞も頂くことができ、無事選手になることができました。と、ここまでが自分が選手になるまでの話です。 デビューしてからはと言うと、「オートレースは難しい」というのが実感です。走り方、乗り方、整備、気持ちの面など色々要素があってイッパイになっていることもあります。同期もみんな速くなってますし・・・。正直少し焦りもあります。 でも長いレース人生。始めから楽なわけないのは当たり前ですし、上に行くためにはまだまだ乗り越えなくてはいけない壁やもっと辛いことが待っています。それに負けないように今後も勉強を怠らず、常に上を目指しますので応援よろしくお願いします。 次は川口オートの高塚義明へバトンタッチします。最近調子はどうですか?新人王の時は負けないからね。お互い頑張ろう! | 「森谷。お前、選手になって賞金稼いで何買うんだ?」 「自分は山を買いたいんです!!」 そんな話をしていたころから、早半年が経った。 おまえの養成所時代のライバル青木は今のところ先にいってしまっているが、このまま差をつけられたままでいいのかい?養成所時代の負けん気の強さはまだ健在だよな。 29期で一番の研究熱心な森谷。その性格故に悩みすぎることもあるのでは?とりあえず、考えすぎないで養成所時代のように外をブン回して来い。 よい知らせが早く届くことを楽しみにしてるよ。
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