充実していましたね。
デビューしてからずっと充実しているんですけどね。新しい発見だったりいろいろ勉強できている。
緊張というかプレッシャーですかね。「最年少V」と言われ続けていたから。優出まではするけどその後がってなっていた。あそこで勝ってからそんなに緊張しなくなった。
精神面はやっぱり大きい。SGも最年少と言われていてそれは取れたので。
泣いてなかったです。試走の後に手応えがあって「優勝できて泣いたらいいな」とか思っていたんですけど、優勝しても涙は出なかった。でも前回は勝手に涙が出てきました。
ずっと狙ってはいたんです。すきがあればと思っていたけど、すきがなかった。最後まで諦めず走った結果です。差し切ったのは分かった。テレビに向かってガッツポーズもしたかったけど、際どかったのでやめておきました。
緊張しなくなった分、展開が見えるようになったと思う。落ち着いて走れています。整備面で替えたところはないんです。精神面が楽になったので、レースでもより落ち着いて走れているかなと思います。
ないですね。なんかあったかな。やることとすれば検査前にエンジンを合わせ切るってことくらいですね。
セッティングですよね。エンジンは気候に左右されやすいので。前の日とレース当日が同じ気候だとしてもエンジンは違う。その日その日に合わせている。乗り味も違うし、直線も遅くなる。
船橋で走れなくなったってことが変わったくらい。グループの人がいい人ばかりなので、整備はこれまでと同じようにやれている。あとはそんなに変わらないですね。
意識しますね。金子さんとかも試走から勝負してくる。終わった後に「1つは勝ったよ」とか「1つ負けた」って言いに来たりするのでおもしろい。レースそのものや試走や、上がりタイムとかですね。自分が勝ってばかりじゃおもしろくない。やられてやり返すのがおもしろい。
僕はあまり意識してないですかね。でも(中村)雅人さんには連勝を止められているので、SSではその借りを返すって感じですかね。
SSだからというのは意識しすぎないようしている。去年意識しすぎて初戦が8着だったので。エンジンはいいものを取ってある。常にいい部品を入れてレースするので、いい状態をキープしている感じですかね。
なりますね。それをいかに押さえられるかが勝負です。
レース中は落ち着くように努力している。落ち着かないと危ないので。
反則したり、内に入って落車したりを経験して冷静じゃないとダメだと意識しましたね。
後ろから行ってきれいなさばきができる選手になりたい。
スタートが速くていけるのはいいけど、それで勝つのは当たり前。スーパーハンデとか大きいレースでも勝てるような選手になれるのが一番いい。
時間が許す限りは妥協はしないですね。時間ぎりぎりまで使ってエンジン合わせたり整備したり。「これでいい」って思えればそれでいい。そう思えなかった時は時間が許す限り妥協はしたくない。G1を取るまでは「これでいい」って思った時でもやりすぎて壊してしまった。「もっと上があるんじゃないか」と思っていじって、結局時間切れになって変なセットになったこともある。いい時はもっとやりたいけど、その気持ちを押さえてレースに行って、そのVTRを見て足りなければちょっとやるって感じにしています。
何回も見ますね。録画してあれば。レース終わって家帰ってからも録画してあるので、何回も見て次の整備を考えている。
家帰ってからは数え切れないくらい見ますよ。次の節まで1週間あるとすれば、1日1回は絶対に見ます。1日2回見るとして1週間見続けるので、1つのレースを14回は見てます。
飽きちゃいますからね。1つのレースでその日に見つけられることは限られると思うんです。他の日に見ると、同じレースでも新たな発見があることもある。
スタートは見ないです。展開というか、他の選手の動きとか。エンジンも「ここが伸びているからここに入れるんだ」とか「ここで黒煙吹いたから今度はここを替えてみよう」とか。煙吹いているのはVTRじゃないと分からないですから。
見ますね。特に(中村)雅人さんは見ます。さばきがうまいので。
スーパーライダーですかね。高橋貢さんと戦ったレースが面白かったです。やってやり返されてもう1回やってみたいな。走っていて楽しかったんです。
試走が終わってピットの中で楽しく走ろうって心がけるので。真剣に走って楽しくなかったらレースをやっている意味がないと思ってます。仕事でやっているけど、それ以上に楽しいからやっているんです。
より楽しくなりましたね。
言われます。でもそうじゃないんで、「冷静に」って思わないとだめなので。
きれいなレースをすることが課題なので、それができる状態に持って行くことですね。もちろん、スーパースターは狙って行きますよ