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  セア360度クランクエンジン検討結果報告

 

 

  オートレース業界では、「オートレースの構造改革」の一環としてレースの魅力向上を図ることを目的に競走車用エンジンについて研究を行ってきました。セア360度クランクエンジンについては、その方策として昨年10月より各レース場において実車走行テストを実施してきましたが、その評価結果等に基づき、同エンジンの導入の是非について検討を行いました。
  評価結果は、現行エンジン(セア180度クランクエンジン)に比較して、エンジン特性がかなり異なり評価が分かれましたが、360度クランクエンジン搭載車の操縦性及び安定性を向上させるためには技術的な課題があることが判明しました。また、スズキ(株)より、現行エンジンと同レベルでの完成エンジン及び部品を安定供給するためには、長期の開発期間を要するとの意見が出されました。 
  これらの評価結果及び意見を踏まえて、セア360度クランクエンジンの早期導入については見送るとの結論に達しました。
  なお、今後は市販用二輪車の採用を含めたオートレース用競走車の総合的な開発研究を引き続き行うこととなりました。


                             日本小型自動車振興会

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